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自動水拭き機能付きロボット掃除機Roborock Q revoの水交換キットを導入

自動水拭き機能付きロボット掃除機Roborock Q revoの水交換キット 家電・ガジェット
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水拭き機能付きロボット掃除機 Roborock Q Revoの水交換の手間を極限までなくすため、水交換キットを中国から個人輸入してセッティングしたので、共有したい

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えび

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Roborock Q Revoを購入するも、水の交換が面倒

↑の記事のとおり、Roborock Q Revoを購入したが、水の交換が面倒というデメリットがあった。

いろいろと海外通販(Aliexpress)を見てみると、Roborock Q Revo用の水交換キットが販売されていることを知った。

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また、海外掲示板(Reddit)のRoborockコミュニティも見てみると、いろいろと海外で水交換キットを導入している人がいる模様。

Reddit - Dive into anything

検索してみても日本人で導入している人は見当たらなかったため、人柱的に導入してみることにした。(結果としては大満足だ。)

どこから購入(個人輸入)するか

この水交換キットをどこから購入するかという問題がある。

Aliexpressやtaobaoといった中国通販で取扱があるが、自分は送料込みでも一番安かったtaobaoで購入した。

ちなみに、taobaoは全部中国語だがGoogle翻訳等を駆使すれば意外と何とかなった。(taobaoでは「石頭 P10 自動上下水」と検索すれば出てくる。石頭:Roborock P10:Q Revoの中国名)

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ここでは、個人輸入の方法は紹介しないので各自調べていただきたい。
不着等のリスクもあるので、自己責任で個人輸入していただきたい。

また、予期せぬ仕様変更などにより、同じものを購入しても使えなくなっているリスクもあるため、自己責任で十分調査の上導入を検討いただきたい。

無事に中国から到着

商品の箱
箱がでかい

自分のときは約1.5週間で中国から無事に到着した。佐川急便での配送だった。

ちなみに、taobaoでの配送時、宛名を普通に日本語で記載(例:田中太郎)したのだが、ピンインに変換されて宛名が書かれてしまった。(例:tian zhong tai lang)

「誰の荷物だ!?」と少し面倒なことになったので、最初から”Taro Tanaka”のようにアルファベットで書いた方が良い。

さて、すでに半年以上使用しているが、改めてセッティング方法を見ていきたい。

導入方法

自動水拭き機能付きロボット掃除機Roborock Q revoの水交換キットと本体

公式の取扱説明書は↓のPDFにある。
全部中国語だが図解も多いため、Google翻訳などに突っ込めば何とか理解できると思う。

https://files.roborock.com/uploadImages/guide/20230407/static/P10%E4%B8%8A%E4%B8%8B%E6%B0%B4%E5%A5%97%E8%A3%85%E7%89%88%E8%AF%B4%E6%98%8E%E4%B9%A6.pdf

要するに

  • 既存のタンクを抜く
  • 水交換キットをそこに差し込む
  • 配線等をする

というステップを踏めばよいだけだ。(まぁ、簡単に書いているが相当大変ではある。)

Step1:タンクを抜く

タンクの蓋
タンクの中身

これは単純にタンクを抜くだけ。

抜いたタンクは(水交換キットが故障するかもしれないので)保管しておくことを強く推奨するが、結構大きいので収納場所に困るという問題はある。

Step2:水交換キットを差し込む

水交換キットを差し込む

慎重に上から降ろしていけばぴったりはまるはず。

Step3:各種配線

これが一番面倒だし、何より水漏れが一番怖いため、慎重に行った。

そもそも置けるのか問題

そもそも、「給水と排水を行える環境にあるか?」というのを検討する必要がある。

我が家の間取り的では、リビングと洗濯機置き場が割と近い環境にあったので、洗濯機の給水を拝借し、防水パンに排水しようということになった。

このような環境にない場合は、例えば「キッチン/洗面所の給水・排水から分岐させる」というのが現実的なのだろうか。

この場合、本体の置き場所に相当の制約が生じるため、そもそも置けるかどうか十分に検討した上で購入することを強く推奨する。

電源コードの設定

こちらは比較的簡単だ。

1.本体裏面上部のグレーの個所を開ける

本体裏面上部のグレーの個所を開ける

2.サービスポート的な個所が出てくる

サービスポート的な個所が出てくる

3.そこに、付属してくる電源コネクタを差し込む

付属してくる電源コネクタを差し込む

で以上だ。

もう片側は、本体裏面に電源端子があるため、そこに差し込んでおこう。

片側は、本体裏面に電源端子がある

給水・排水ホースの設定

これは結構大変だ。

中国語で書かれた説明書の引用
引用元:https://files.roborock.com/uploadImages/guide/20230407/static/P10%E4%B8%8A%E4%B8%8B%E6%B0%B4%E5%A5%97%E8%A3%85%E7%89%88%E8%AF%B4%E6%98%8E%E4%B9%A6.pdf

説明書の画像で察していただきたいが、

給水1/4インチのホースを使って給水を持ってきて、本体の一番左の穴に挿入する
排水・3/8インチのホースを使って2系統つなげる
・途中、下側で2系統を合流させる
・片方(真ん中のホース)には下向きの逆止弁を取り付ける必要がある

という感じだ。実際の写真は次のとおり。
給水の細いホースは、説明書ではL字に曲げるよう指示されているが、面倒だったので割愛した(全く支障はない)

ホースをL字に曲げる全体像
全体像はこんな感じ
上部 真ん中には、下向きに逆止弁を取り付ける必要があることに注意
上部 真ん中には、下向きに逆止弁を取り付ける必要があることに注意
下部 太い3/8インチホースは、付属している分岐アダプターでまとめる必要がある
下部 太い3/8インチホースは、付属している分岐アダプターでまとめる必要がある。

このとき、想像の3倍くらいグッと強くホースを押し込まないと奥まで入らず、水漏れしてしまうので特に注意!

問題は、どのように給水・排水につなげるかということだ。

ホースマネジメント

ホースを壁にコマンドフックを利用して取り付け

まず、ホースは壁にコマンドフックを利用して取り付けた。Sサイズで意外とぴったりだ。

壁沿いでは、(付属のL字パーツでもよいが)コンパクト化のためにL字ホース継ぎ手を使用した。

給水用の1/4インチが4mm、廃水用の3/8インチが6mmのモノがいい感じにはまった。(少しきつい場合は、熱湯でホースを温めるといい感じに入る。)

L字ホース継ぎ手を使って壁に沿わせる

排水側

まずは簡単な排水側。ホースを直接防水パンの排水口の上に持ってきた。

排水側の出口を防水パンの上に持ってくる
汚い写真で恐縮です

再利用可能なタイラップで留め、先端にはL型のホース継ぎ手を使った。

給水側

こちらが本当にタイヘン。いろいろ試行錯誤した結果、次の通り落ち着いた。

洗濯機用の分岐アダプター
洗濯機用の分岐アダプター

まずは、洗濯機用の分岐アダプターを使用してホースを分岐させる。

これ系のアダプターではタカギのものが有名だが、

  • 直上に置いた棚と干渉する
  • 脱水時の振動がホースに直接伝わるのが怖い

から、上のグリーンハウスのモノを使用している。

洗濯機用の分岐アダプター
洗濯機のホース

つづいて、ホースを防水パンの位置に持ってくる。

ホースを防水パンの位置に持ってくる

別にこれは必ずしなければならないものではないが、万が一水漏れしたときに防水パンで受け止めてくれるように、保険をかけている。

続いて、いわゆる「ホースコネクター」を1/4インチに変換するアダプターをかませる。

「ホースコネクター」を1/4インチに変換するアダプターをかませる
「ホースコネクター」を1/4インチに変換するアダプターをかませるところを別角度からみた

次の2つを組み合わせている。また、両者は念のためシールテープを巻いて水漏れを防止している。

ちなみに、最初は給水側のコネクターとして↓を使用していた。

安いし、一つにまとまっていて便利ではあるのだが、自分の環境ではどうも水漏れしてしまったため改良した次第。

参考:その他付属品

参考として、水交換キットには以下のものが付属してくる。そのほかにも、(説明書記載のとおりだが)L字のコネクターなどが付属する。

水交換キットの付属品
水を分岐させるアダプター。錆びているのは、自分がガシガシスパナを当ててしまったせいなので、メーカーは悪くない。
1/4ホース。給水用
1/4ホース。給水用。
3/8インチホース。排水用
3/8インチホース。排水用。
ホースをまとめるためのモール。使用していない。
ホースをまとめるためのモール。使用していない。

本体に認識させるには

一通り設定が終わった後、コンセントを一回抜いて再度差し込むと認識されるはずだ。

無事認識された暁には、アプリの「ドックの設定」に「モップ洗浄時の水量:超強力」や「注水&排水の設定」というのが追加されているはずだ。

「水量:超強力」はそのままだが、「注水&排水の設定」を開くと「ドックと注水&排水エレメントのセルフクリーニング」というのが表示される。

これは「洗浄エリアと注水&排水エレメントの汚水タンクを水で洗い流し」してくれるという優れもの。

構造上分解が不可能で内部洗浄ができないため、このようなセルフクリーニング機能があることはうれしい。(どこまで元気に動いてくれるのかは不明ではあるが…)

水交換キットのメリット

洗剤の自動投入

水交換キットは、当然水の交換が不要になる以外にも「洗浄液を自動投入してくれる」というメリットが追加される。

本体上部の投入口
本体上部に投入口がある

中国本国のサイトなどを見ると、Roborock謹製の自動投入用洗剤などもあるようだが、さすがにそれがために輸入するのも面倒すぎるので自分は強アルカリ電解水 ブリーズクリアを原液のまま入れている。

希釈濃度は不明だが、あまり減りも少ないのでおそらく50:1~100:1で希釈している模様。

これでキッチンの油汚れもやっつけてもらおう。(我が家は賃貸のまがい物フローリングなので特に問題ないが、上質な木製の場合は当然ながら注意してほしい。)

本体上部がフラットになる

本来であれば給水のために本体の上側の空間を開ける必要がある

細かい話だが、通常のRoborock Q Revoは本体上部に水のタンクがあるため、上部の空間を開けておかなければならなかった。

本体上部に給水・排水タンク
本体上部に給水・排水タンク

一方で、水交換キットを導入すると本体上部がフルフラットで、(洗浄水のたまの追加以外は)ほぼ本体に触れなくてよくなるため、上に棚や収納ボックスを置けるというメリットができる。

まとめ

駆け足になったが、この記事が「水交換キットを導入したいけど大丈夫だろうか…」と考えている人の後押しになれば幸いだ。

もし反響が大きければより詳細にしてみようとも思う。

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