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象印のスチーム式加湿器EE-RT50-WAの電気代を計測

象印のスチーム式加湿器EE-RT50-WA 家電・ガジェット
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スチーム式加湿器を愛用しているが、果たしてどれくらい電気代がかかるのか気になったので定量的に調査してみた。

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えび

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スチーム式加湿器は清潔だが電気代がかさむ

電気代のイメージ写真

冬の時期になってくると気になるのが、部屋の乾燥。

そのため、今までも気化式の加湿空気清浄機は導入したものの、この冬新たに象印のスチーム式加湿器 EE-RT50を導入した。

スチーム式加湿器というのは、要は「ひたすら電気でお湯を沸かし続け、その蒸気を部屋中に拡散する」というものなので、ティファール等の電気ケトル・電気ポットを一日中使っているのと同じことになる。

お湯を沸騰させる過程で雑菌などはある程度死滅してくれるため清潔だし、空気中に強制的に蒸気を排出できるので加湿能力も非常に高いものの、電気代が高いという唯一にして最大の欠点がある。

とはいえ、結局どれくらいコストがかかるかいまいち不明だったため、調査してみた。

節電 エコチェッカー ET30Dを導入・計測

節電 エコチェッカー ET30D

そこで、「節電 エコチェッカー ET30D」という商品電力を測定する装置を導入した。

計測条件は次のとおり。

  • 室温は15.5℃、湿度44%
  • 水温は約15℃

この状態で、「運転モード:自動(標準)」で12時~18時まで約6時間稼働させて計測した。

象印のスチーム式加湿器EE-RT50-WAを低温・標準モードで稼働

平均して440Wほど消費し続ける

起動直後は1000Wくらい電気を消費しており相当ビビったが、落ち着いてくると440Wくらい消費していた。

沸いた後は消費電力は小さくなるのかな?と思ったが、意外とそんなことはなく、結局沸騰状態を維持させるためにコンスタントに400W程度は消費していた。

しかしながら、「自動」モードにしているため、部屋の湿度を見ながら動作が止まっていることもあった(その場合は0W消費となる)。

6時間使用で電気代は約60円

6時間使用

約6時間本体の電源を入れていたが、実際に電気を使用していたのは5時間程度だった。
(このチェッカーは、5W未満の消費の場合はカウントが進まない仕様になっているようだ。)

すなわち、1時間ほどは「自動」モードの恩恵を受け、部屋の湿度などの状況を見ながらヒーターをストップしていたことになる。これはありがたい。

6時間使用で電気代は約60円

そして気になる電気代だが、6時間で約60円だった。(2.32KWh使用

老人のイメージ写真

このワットチェッカーの電気代単価は22円/KWhがデフォルトで設定されているが、最近は電気代も値上がりが激しいため実際にはもう少し上振れしているかもしれない。

1か月毎日使用した場合は?→我が家では3000円以上

6時間の使用で電気代が約60円かかるということは、1日当たりの使用時間に応じて次のように電気代がプラスオンされることになる。

1日6時間使用1,800円/月
1日12時間使用3,600円/月
1日18時間使用5,400円/月

我が家では1日平均して12時間くらいこの加湿器を使用しているため、約3,600円程度未使用時より電気代が上がることになる。

正直電気代高騰の折結構な痛手だが、この電気代の増加分をどのように捉えるかが問題だろう。

健康自体は金で買えない。買える部分は買おう

当然のことだが、健康であることをお金で買うことはできない。

例えば部屋が乾燥しすぎていて喉を痛めてしまい、病院に行って大事な仕事を飛ばしてしまった時のコストを考えてみると、

  • 病院に行って診察を受け、インフルエンザ・コロナの検査を受けるコスト:約5,000円
  • 薬局で薬を受け取るコスト:約1,000円
  • 診療・薬を受け取るのに要する時間:約2時間
  • 体調を崩して周囲の信頼を損なってしまうコスト:プライスレス

という形で、電気代なんてあっという間に吹き飛んでしまうだろう。

そして、結局社会人は体力勝負だし、健康で仕事をし続けることで得られる信頼は計り知れないもの。

自分や家族の体調が心配だったり、体調を崩しやすいという実感があるのであれば、それが加湿器など生活家電を導入することでその悪化リスクを少しでも抑えられるとしたら、それほどリターンの大きい投資もないのではないだろうか

せっかく加湿器を導入したのであれば、電気代のことを気にして使わなかったら本末転倒なので、「金で解決できることは金で解決しよう」というスタンスで積極的に使っていこう。

2025/2/1追記 「連続:弱」モードで使ってみた

上の例では「運転モード:自動(標準)」でにしていたが、1か月程度経過して電気代がとんでもないことになってしまった。

我が家の電気代の推移

12月と1月で(加湿器以外の)電気の使用量も当然異なっているものの、上で記載した通り、3,000円以上は電気代が上がっているのは確実と思われる。

「健康で金は買えない」という気持ちは変わっていないのだが、「連続:弱」モードはどうなのだろうと思い、実験してみた。

象印のスチーム式加湿器EE-RT50-WAを低温・弱モードで稼働

今回は、9時~15時までの6時間使用した電気代を計測してみる。

6時間使用で電気代は約34円

実際に電気を使用していたのは2時間40分程度

約6時間本体の電源を入れていたが、実際に電気を使用していたのは2時間40分程度だった。

33.75円

そして、気になる電気代は33.75円とのこと。

1か月毎日使用した場合は?

6時間の使用で電気代が約34円かかるということは、1日当たりの使用時間に応じて次のように電気代がプラスオンされることになる。

1日6時間使用1,000円/月
1日12時間使用2,000円/月
1日18時間使用3,000円/月

そもそも「連続:弱」モードってどうなの?

節電意識もあり「連続:弱」モードを使用していた日もあるが、どうも加湿能力が物足りず喉がイガイガしてしまう印象があった。

単純に加湿している時間が短いので当然ではあるのだが、電気代をケチって十分な湿度が得られないのは本末転倒だと思う。

強力な加湿能力の引き換えとして、一定電気代はあきらめざるを得ないのかもしれない…

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