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レーザープリンターの印字が悪くなったので純正ドラムに交換してみたら…

ブラザーの箱 家電・ガジェット
一つ8,000円。高い…
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純正ドラムに交換してみたところ、ドツボにはまったので共有したい

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この記事を書いた人
えび

週半分くらいリモートワークの会社員
趣味は買い物
性格はせっかち

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仕事関係資料の印刷用としてレーザープリンターを自宅に導入

自分の会社のコンプラルール上、会社PC上に存在する資料を自宅で印刷することはさすがに禁止されている。

ただ、国や業界団体が作成・公開している資料を手元に紙で持っておきたいとき、会社の複合機で印刷した紙資料を持ち帰ってもよいと言えばよいのだが、印刷ログは監視されているし、何より周り「あいつ何持って帰るつもりなんだ?」という目が気になる。

もちろん、堂々と持って帰る手もあるのだろうが、いちいち説明するのも面倒だし、あらぬ疑いをかけられるのも面倒なので、ある種の必要経費として自宅にレーザープリンターを導入することとした。

以前より(今も並行して)ブラザーのインクジェットプリンターを使用している。

その前も10年ほどブラザーのインクジェット複合機を使用しており信頼していたのだが、さすがに10年も経つと調子が悪くなってきたので2024/9ごろに買い替えた。(以前も同種の機器)

もちろん、これでも日常使いには全く問題ないのだが、

  • 蛍光ペンを引くと滲む
  • インクの減りが早い(使用しなくても、自動クリーニングでガンガンインクが減っていく)
  • なにより、印刷のクオリティが家庭感があり、テンションが上がらない

という課題があった。

どこまでこだわるかは別として、やはり「テンションが上がらない」というのは仕事をするうえで一番の課題であるため、レーザープリンターの導入を検討した

モノクロにするかカラーにするか

家庭用のインクジェットプリンターはほとんどがカラーだが、レーザープリンターの場合はモノクロにするか、カラーにするかで大きな分かれ道となる。

2024/12現在のブラザーを例にすると、両者では約8,000円の値段の差がある。

また、家庭で一番問題となるのが大きさ・重さ、ランニングコストだろう。

モノクロ:HL-L3240CDWカラー:HL-L3240CDW
サイズW356×D360×H183W399×D399×H239
重量約7.1㎏約15.2kg
トナー
※大容量トナーで比較
ブラック:TN32JXLシアン:TN299XLC
マゼンタ:TN299XLM
イエロー:TN299XLY
ブラック:TN299XLBK

サイズについては、カラーの方が一回り(特に高さは2回りほど)大きい。

ランニングコストに一番影響するトナーについては、純正品は一本1万円前後が相場。色によって使用頻度に差はあるし、互換トナーなどを使用するにしても、単純に約4倍のコストがかかってくるのは考えどころ。

モノクロレーザープリンター HL-L2375DWを購入

悩んだ末、仕事の資料でカラー印刷はあまりしないことを踏まえ、モノクロレーザープリンターを購入することにした。

最新機種でもよかったのだが、いろいろと比較したところ特に進化していなそうだったので、型落ちで安かった「HL-L2375DW」をメルカリで購入した。

ちなみに、同時期の機種としては「HL-L2370DW」というのも存在するが、両者の一番の違いは無線LAN機能の有無(末尾75には無線LANあり、70にはなし)ということ。

部屋の配線の関係上、USBやLANによる有線接続は避けたかったので、無線LANに対応しているHL-L2375DWを購入した次第。

ちなみに、我が家ではメタルラックの中段に乗せている。結構重さがあるが、メタルラック自体が頑丈なので問題なさそう。

モノクロレーザープリンター HL-L2375DWを部屋に設置
メタルラックがぴったり

自動両面対応A4のみとは

サイトの説明の引用
自動両面A4のみ とは?

参考までに、ブラザーの(下位モデルの)モノクロレーザープリンターは自動両面印刷がA4のみ対応しているケースが多い。

購入した時は「A4以外のB5・A5等では両面印刷できないのか?」とヒヤヒヤしたのだが、あくまで児童の両面印刷ができないだけで、「手動での」両面印刷は可能だった。

手動両面印刷の手順

印刷プロパティを開く。A4以外(ここではB5)の場合、「両面印刷/小冊子印刷」の設定を「両面印刷」にすると、以下のようなアラートが出てしまう

印刷プロパティのスクリーンショット
B5では両面印刷(自動)はできない旨のアラートが出る

そのため、「両面印刷(手動)」に設定すると、アラートが出ず先に進めるようになる

両面印刷(手動)にタブを切り替える

この状態で印刷スタートすると、以下のような「手動両面印刷」の画面が出る。OKボタンを押すと印刷がスタートする。

手動両面印刷のスクリーンショット

OKボタンを押すと、次の画面が出てくる。

ここで注意したいのが、枚数の多い資料などを印刷するとそもそも印刷されるまでに時間がかかるが、「片面の印刷が完全に終わった後に」次のOKボタンを押す必要がある。焦ってはいけない

手動両面印刷のスクリーンショットその2
用紙の向きの指示はいろいろなパターンがあって分かりやすい
紙を用紙トレイに入れる
指示に従い、所定の向きで用紙トレイに入れる

OKボタンを押すと、無事に両面印刷されたペーパーが出てくる。要は、自動的に「偶数枚目を逆順」→「奇数枚目を逆順」に印刷してくれるというわけ。

両面に文字が読める向きで印刷された

自分と同様の心配を抱いていた人は、(ほんのちょっと面倒ではあるが)安心してほしい。

印刷のカスレが目立つように

さて、中古で購入したので少々不安ではあったが、使用してみたところ印刷品質に全く問題なく便利に使用していた。

しかし、3か月ほど大量に印刷していたところ、徐々に印刷にカスレが目立つようになってきた。(以下は「ドラム汚れチェック印刷」)

インクが掠れている紙
特に中央付近の印刷品質がひどい

トナーも交換してしばらくは問題なかったし、もしかしたら互換ドラムに問題があったのかもしれない…と思い、思い切って純正ドラムに交換してみた。(これが地獄への始まりなのだが…)

純正ドラムDR-24Jを購入

今までは互換ドラム(2,000円程度)を使用していたのだが、これに問題があるのではないか?と思い純正品を購入してみた。

純正ドラムの箱
一つ8,000円。高い…
純正品の箱を開けたところ
さすが純正品。しっかり梱包されている
中の梱包
互換品と似たような袋に梱包
純正品本体
ご対面 さすが純正品、丁寧なつくりをしている

ドラムの交換方法

いまさらという感じはあるが、ドラムの交換方法は次のとおり。

プリンターを上から撮った図
前面カバーを開ける
本体の前面カバーを開ける
ドラム・トナーを引っ張り出す
ドラム・トナーを一緒に引っ張り出す
左にある緑のつまみを押す
ドラム左側の緑色のつまみを押す
トナーとドラムが分離する
すると、トナーとドラムが分離するので、ドラムだけ交換する
本体にドラム・トナーをつける
逆の手順で本体に装着する

レーザープリンターで一つ引っかかるポイントとして、ドラム交換したら手動でカウントのリセットをしないといけないという点。
純正ドラムの場合は説明書がちゃんと添付されているので助かる。

純正ドラムの説明書
説明書
プリンター本体のボタン
説明書に沿って作業。
「OK」と△を同時に押す
OKと▲を同時に押す。すると「ドラム」と表示される
「ドラムリセット?」の表示
「ドラムリセット? ▼リセット ▲キャンセル」の表示
ドラムリセット? ▼リセット ▲キャンセル と表示されるので、▼を押す

これで正しくカウンターがリセットされて、またドラム残量が100%に戻ってくれる。

これで一件落着と思いきや…

きちんと交換も終え、もう一度印刷テストをしてみたところ・・・

インクが掠れた紙

事態が全く変わっていない・・・

まさかと思い、「ドラムをもともと使用していた互換ドラムに戻したうえで」「トナーを新品に交換した」ところ、完璧に真っ黒に印字されるようになってしまったorz

正しく印刷された紙
なんということ・・・

今まで使用していた互換トナーは「2倍使えるトナー」というもので、1回トナー交換アラートが出た際にリセット作業が必要なタイプだった。

手順に沿って正しくリセットしたし、この騒動のときももう一度リセット動作をしてみたのだが、結果は変わらずじまいだった…

交換直後は全く問題なく使用できたので、モノとしては悪くないのだろうが、自分の環境にはあまり合っていなかったかもしれないので、次は普通の1回使用タイプのトナーを購入してみようと思う。

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