AD

良コスパな15.6インチモバイルモニターを購入【Ingnok】

モバイルモニター 家電・ガジェット
記事内に広告・アフィリエイトリンクが含まれています。

仕事用にIngnok製の良コスパな15.6インチモバイルモニターを購入したのでレビューしたい。

プロフィール
この記事を書いた人
えび

週半分くらいリモートワークの会社員
趣味は買い物
性格はせっかち

えびをフォローする

フリーアドレスの画面不足問題

パソコンのイメージ写真

自分の職場ではフリーアドレスの環境になっている。

フリーアドレスは「席が固定化されないことによる人脈形成」「座席の有効活用・オフィス賃料の削減」というメリットはあると思うが、自分の職場の場合はその座席に外部モニターがないという致命的な欠点がある。

在宅では27インチWQHDモニター2枚を使っているのに、会社では14インチ程度のノートPC本体のフルHDモニター1枚で仕事をするというのは正直無理な話だ。

フリーアドレスではなく1人1席割り当てられているような場合、最悪自分の席にモニターを置きっぱなしにしも問題はないケースも多いと思う。

しかしながら、フリーアドレスではさすがにそんなことは許されないため、

  • 仕事が始まるときに設置する
  • 終わるときには撤収して自分のロッカーにしまう

…ということを行わなければならないのでとても面倒だ。

救世主モバイルモニター

ノートパソコンのイメージ写真

最近は、「モバイルモニターモバイルディスプレイ」と称される薄型・軽量のモニターがとても増えてきている。

アイ・オー・データやJAPANNEXTなど有名メーカー製のものを購入してもいいが、Amazonを見るといわゆる中華系の業者が結構割安な値段で大量にモバイルモニターを販売しているのがわかる。

選ぶ観点:種類が多すぎて却って困る…

モバイルモニターのアマゾン検索画面のスクリーンショット
Amazonで「モバイルモニター」と検索した状況(2025/1/13時点)

とはいえ、商品数が無数にあり、選択肢が多すぎて困るというのが正直なところだ。
しかもどれも見た目が似たようなものばかりなので選ぶのも一苦労。

参考までに、自分が選ぶ際にポイントにした点は次の通りだ。

  • 画面サイズは何型?
  • 画面解像度はフルHD?2K?4K?
  • 液晶?有機EL?
  • タッチ操作対応?
  • VESAマウント対応?
  • USB-C接続対応?
  • USB PDパススルー対応?

Ingnokの15.6インチ モバイルモニターを購入

Ingnokの15.6インチ モバイルモニター

結局、Amazonで検索結果が上位の方でよさそうだったIngnokの15.6インチ モバイルモニターを購入した。

上記のポイントについて、それぞれ次の理由で選定した次第。

  • 画面サイズは何型?
    →ビジネスリュックに入る限界のサイズということで、15.6インチ
  • 画面解像度はフルHD?2K?4K?
    →15.6インチであまり細かい解像度でも字が小さすぎて見づらくなるため、適度なフルHD
     また、たまに「2256×1504」のような謎解像度のモニターもあるが、会社のPCのようなガチガチの環境で使えるか不明のため、無難な解像度が良かったのもある。
  • 液晶?有機EL?
    →デスクワークに画面のきれいさを求めていないため、割安な液晶
  • タッチ操作対応?
    →自分の使い方では不要なため、タッチ非対応
  • VESAマウント対応?
    →将来のスタンド等の拡張性を考慮し、VESAマウント対応
  • USB-C接続対応?
    →使用しているPCがUSB-Cでの映像出力対応のため、USB-C対応
  • USB PDパススルー対応?
    →持ち運びの観点から、モニターとPCはUSB-Cケーブル1本だけでつなぎたかったので、対応していると嬉しい

USB PDパススルーとは

USB PDパススルー
イメージ図

USB PDパススルーは、USB PD充電器とPCの間にモニターを挟んでも、モニター経由でPC本体に充電もされるという機能だ。

これによって、PC本体とモニターをつなぐケーブルは1本のUSB-Cケーブルのみで済むため、机と会議室等の移動の際の持ち運びが非常に楽になる
それに、本体のUSB端子やコンセントを余計に占有しなくて済む。

USB PDパススルー非対応の場合
もしUSB PDパススルー非対応の場合、モニターとPC、PCと電源の2本のケーブルが必要になってしまう。

会議室等での打ち合わせが多いフリーアドレスの際はパススルー機能があると非常に役立つだろう。

開封の儀

Ingnokの15.6インチ モバイルモニターの箱

ツヤツヤした段ボール箱に入っている。ただの茶色の段ボールに入っていることも多いだけに、好印象だ

Ingnokの15.6インチ モバイルモニターの箱を開けたところ
フェルトのケース付き

フェルトのケースが付属している。耐衝撃性があるわけではないが、画面や本体の傷を防げるのであるとありがたい。

Ingnokの15.6インチ モバイルモニターのクロスと保証カード
クロスなど

クロスや保証コードが記載された紙が入っている。

本体のお目見え

Ingnokの15.6インチ モバイルモニター本体がビニールで覆われている

その下には、ビニールに包まれた本体がお目見えしている。

Ingnokの15.6インチ モバイルモニター本体

ビニールをはがすとこんな感じ。

Ingnokの15.6インチ モバイルモニターの裏側

本体裏面

Ingnokの15.6インチ モバイルモニターに75mmのVESAマウント穴が開いている

しっかりと75mmのVESAマウント穴が開いているのは好印象。

Ingnokの15.6インチ モバイルモニターの右側

向かって右側には、イヤホンジャックと設定用ボタンが3つ

Ingnokの15.6インチ モバイルモニターの左側

そして、向かって左側にはmini HDMIポートが1つと、USB-Cポートが2つある。
(通常サイズのHDMIではなく、mini HDMIなことには注意!)

付属品

Ingnokの15.6インチ モバイルモニターの付属ケーブル

ケーブルは3種類付属している。一通りのモノはそろっているので、困ることは少ないだろう。

  • 給電・映像出力用のUSB-C to USB-Cケーブル
  • mini HDMI to HDMIケーブル
  • 本体に給電する用のUSB-A to USB-Cケーブル
Ingnokの15.6インチ モバイルモニターのスタンドとネジ

そして、スタンドとネジが4つ付属している。後でわかるように、このスタンド自体にはネジは2つしか使わなくてよい作りになっている。

その他購入品(付属品ではない)

これは本体の付属品ではないが、同時に使うと便利なものとして購入した。

これは、要するに端子が出る向きを180度変えてくれるというもの。
本体右側にスペースがあまりない時も使えるし、何よりケーブルを裏通しできるので見た目がすっきりするメリットがある。

メリット・デメリット

さて、1週間程度してのレビューは次のとおり。

  • 購入時1万円程度でとにかく安い・コスパ良好
  • 薄型コンパクト
  • 15.6インチという適度なサイズ感
  • 通常のフルHD(1920×1080)なため、会社PCでも余計な心配が不要
  • USB PDパススルーに対応
  • 付属のスタンドが秀逸
  • 下側のベゼルが結構分厚い(約2cm)
  • Amazonの記載よりは重い(600g記載、実際は630g)
  • スタンドの高さが物足りない

それぞれ詳細な説明をしていこう。

メリット①:コスパ良好

何よりこれに尽きるだろう。15.6インチのモバイルモニターは数あれど、

  • 保護カバー
  • 必要なケーブルすべて
  • スタンド

までついて1万円を切るというのはなかなか見当たらない。

(Amazonは値動きが激しいので、タイミングを見計らって安いタイミングで購入しよう)

メリット②:薄型コンパクト

一番薄い箇所は8mm程度、下部の厚い箇所でも13mm程度のため、カバンにもすっぽり入る。

メリット③:15.6インチという適度なサイズ感

リュックサックのイメージ写真

これは人によるだろうが、自分はビジネスリュックを使っているが、ビジネスリュックの大きさはだいたい15インチのMac Book Proが入る程度のサイズが大半だと思う。

18.5インチなどのモニターも欲しいは欲しいが、持ち運びや収納のことを考えると二の足を踏んでいる。まぁ、会社に置きっぱなしにする予定なので困るのは最初だけではあるが…

メリット④:通常のフルHD(1920×1080)

モニターのイメージ写真

このモニターは、いわゆる「フルHD(1920×1080)」の解像度だ。

少し物足りないと思う人もいるだろうが、結局15.6インチであまり細かくても文字が小さくなりすぎるだけだし、使ってみた感じちょうどいい印象だ。

何より、フルHDなら、制限がかかっている会社のPCでも大丈夫だろうという自信が持てるのがポイントだ。
会社によっていろいろと制約があるかもしれず、さすがに「使えなかったから」で返品するわけにはいかないので、安パイなのは安心だ。

メリット⑤:USB PDパススルーに対応(自分の環境では)

USB PDパススルーに対応

上でも述べたが、配置上PCとモニターはUSBケーブル1本でつなぎたかったため、USB PDパススルーに対応していると非常にありがたかった。

Amazonの商品説明には特に対応しているかどうか記載がなかったため賭けだったがが、自分の環境で

  • モニターにUSB PD充電器で電源供給
  • モニターからPCへUSBケーブル1本のみ接続

をして、正しく映像出力PC本体を充電することができた

しかしながら、環境にもよる可能性があるため十分注意してほしい。

メリット⑥:付属のスタンドが秀逸

付属のスタンドが秀逸

このスタンドが結構優れもので、「360度回転」「モニターとスタンドをがっちり固定」できるというもの。

本体背面のVESAマウント穴とスタンドの2つの穴が合う

本体背面のVESAマウント穴とスタンドの2つの穴が合うため…

付属していたネジ(手で回せるタイプ)を付ければOK

そこに付属していたネジ(手で回せるタイプ)を付ければOK。
下側のネジが固定できないのが気になるが、まぁそれほど重くもないので問題ないのだろう。

スタンドに装着したときの様子

スタンドに装着したときのイメージはこんな感じ。
よく見ると、スタンドの下部分の支えには微妙に触れておらず、ネジ2本だけで保持されているのがわかると思う。

底の部分は360度回転できるようになっているため、結構配置の自由度が高い。

もっと言えば、ただ置いているだけでなくネジで固定しているという特性から、向こう側に反転させてもOKだ。スタンド自体360度回転するためどこまで必要かは微妙だが、レイアウトの自由度は大きく広がるだろう。

ここからは数点デメリットの紹介だ。とはいえ、いずれもそれほど大きいものではない。

デメリット①:下側のベゼルが結構分厚い(約2cm)

下側のベゼルが結構分厚い

商品画像でわかっていたものの、液晶下部のベゼルが約2cm程度あり、少々目立つ

15.6インチというそれほど大きくないモニターであるからこそ相対的に分厚く感じてしまうため、ここはもう少しコンパクトにしてもらえると嬉しい

デメリット②:Amazonの記載よりは重い(600g記載、実際は630g)

Amazonの記載よりは重い(600g記載、実際は630g)

あまり大きな問題点ではないが、Amazonの商品紹介ページに記載のあった重量(600g)よりは重く、約635gあった。

商品紹介から比べると5%増しではあるが、「割とサイズのある板」としてはだいぶ軽い印象を受けたため、個人的にはそれほど問題にはならないとは思う。

デメリット③:スタンドの高さが物足りない

スタンドの高さが物足りない

セットでついてきたものに文句言うな、という感じではあるが、スタンドは2~3cm伸びるものの、それほど高さを稼ぐことはできない

自分の狙いとしてはノートPCの上側にこのモニターを設置するということをしたかったが、それは到底できない高さだったのは残念だ。

対応策として、別途VESA(75mm)に対応したモニタースタンドを購入した。

これについてはまた別途レビューしたい。

まとめ

最後にいくつか細かいデメリットは上げたが、コスパもよく総じて満足している。

特にUSB-Cで映像出力もできるノートPCで仕事をしているビジネスマンに非常におススメだ。

↓ぽちっと押していただけると嬉しいです↓

にほんブログ村 PC家電ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 PC家電ブログ PC家電レビューへ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました