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パナソニックのドラム式洗濯機のヒートポンプ・乾燥経路を掃除

ネジを外している 家電・ガジェット
上部のネジ2本を外す
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約半年使用しているドラム式洗濯機のヒートポンプや乾燥経路を掃除してみたので紹介したい

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えび

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性格はせっかち

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パナソニックのドラム式洗濯機NA-LX127CLを購入

以前購入したアイリスオーヤマのドラム式洗濯機の調子が悪くなってきた。

具体的には、動作中にキュルキュル異音がすることが複数回あり、だましだまし使ってきていた次第。(1回、CDK832→CDK842に交換になった)

また、(交換後の)CDK842は洗濯8kg・乾燥4Kgで、独身時代は問題なかったものの夫婦では少々物足りないということもあり、調子も悪いし思い切ってパナソニックのドラム式洗濯機に買い替えた。

2024年8月頃という、そろそろ新モデルが出るかでないかの非常に微妙な時期だったが、思い切って当時の最新モデルのNA-LX127CLを購入した。

その後、2024年9月~10月頃に新型のNA-LX127DLが発売されたが、最大の違いとしては「汚れはがしモード」という、新開発された専用洗剤を使う場合にのみ有効なモードが追加された(かつ、自分としては使うつもりも特にない機能)のみであった。

結果として自分はCLを8月に約26万円で購入したが、9月まで待っていたら(ほぼ機能が変わらない)DLが約31万円の値が付けられていたので、だいぶ得したなとホクホクになった。

パナソニックを選んだ理由

漂白剤が投入可能なトリプル自動投入。これに尽きる。

我が家は普段の洗濯時には、洗剤・柔軟剤・漂白剤の3つを必ず使用している。他社の自動投入では洗剤・柔軟剤の2つしかなく、漂白剤を自動投入することは叶わなかった。

しかも、当時の我が家では、洗剤だけでなく柔軟剤・漂白剤もすべて↓のアタックZERO ワンハンドタイプのワンプッシュボトルに詰め替えていたため、正直、洗剤の投入についてはそれほど手間がかからない状況だった。

(空ボトルのみは手に入らなかったため、洗って再利用していた。)

そのため、正直「漂白剤は手動で入れる必要があるなら、全部入れるのと手間も変わらないしなぁ」と二の足を踏んでいた。

しかも、2022年モデルのNA-LX127BLのときは、トリプル自動投入であっても、3つ目はおしゃれ着用洗剤専用のため、使い勝手が微妙だなぁと思っていたところ、
2023年モデルのNA-LX127CLではついに3つ目として漂白剤も自動投入可能となったことにより、ついぞ買い替える機運が高まってきた。

NA-LX127CLを選んだ理由

NA-LXシリーズには、129/127/125/113の4機種あるが、どのような観点で127に落ち着いたかを共有したい。

重要視するポイント

  • 自動投入機能
    →これはマスト、113が除外
  • 温水機能
    →水温が低い冬のことを考えると、(電気代がかかっても)温水で洗いたいという気持ちが勝った。また、以前使用していたアイリスオーヤマにもあった機能のため、さすがにないのもな…と考え、125が除外
  • ふろ水給水機能
    →そもそもふろ水は清潔なのかという問題はあるものの、最初の方の洗いにしか利用しないことを考えると、特に冬場にはエコになるなと考え、125が除外

それほど重要視しないポイント

  • 液晶タッチパネル
    →それほど複雑な機能は正直使わないつもりのため、シンプルなボタン操作で十分と判断
  • ナノイー機能
    →これは「あったら良いな」程度の機能

結局127/129の一騎打ちとなり、上記のポイントでは3万円の価格差を埋めるほどではないかな…と考え、127を購入した次第。

もちろん、「どうせ買うなら一番いいものを」というので、129を購入するのも全然いいと思う。(今となっては若干ナノイー機能が欲しくはある。)

普通に掃除しては取れない個所にまでホコリが溜まっていく問題

さて、ヒートポンプ式のドラム式洗濯機の最大の欠点かつ宿命と言えば、乾燥能力が落ちていく・乾燥時間が伸びていく・次第には全く乾燥されなくなってしまうということに尽きるだろう。

ドラム式洗濯機のメンテナンス その2
当社で洗濯機をお買い上げいただいたお客様限定で行う修理業務なので、他店やインターネット購入のお客様はメーカー修理を依頼して下さい「その1」ではヒートポンプの目詰まりというところで終わりましたあくまでもパナソニックのドラム式のみしかオーバーホ

↑引用させてもらったサイトのレベルまで行く例は多くないだろうが、ホコリがヒートポンプに溜まっていってしまうことが原因の1つ。

幸いにも、パナソニックは本体上部にヒートポンプユニットがあるので相当掃除しやすいというメリットもある。(この点も、パナソニックを選んだ理由の一つである。)

パナソニックは本体上部にヒートポンプユニットがある
とはいえ、普通に掃除できるのはここまで
洗濯後にフィルターが半分埋まるくらいのホコリがつく
洗濯後にこれくらいホコリがつくのはあるある。都度掃除しないと大変なことになる。

一応、パナソニック公式でも「ヒートポンプユニットクリーニング安心パックサービス」というもので、ヒートポンプの熱交換器や乾燥経路を洗浄してくれる模様。

ヒートポンプユニットクリーニング安心パックサービス | 洗濯機・衣類乾燥機 | Panasonic
パナソニックの「ヒートポンプユニットクリーニング安心パックサービス」を紹介するページです。ヒートポンプ方式のドラム式洗濯乾燥機 NA-LXシリーズで、ご購入もしくは設置後30か月以上経過した製品が対象。上部に配置されているヒートポンプユニッ...
ヒートポンプユニットクリーニング安心パックサービスの引用
引用元:https://panasonic.jp/wash/service/heatpump-cleaning.html

とはいえ、「安心パック」の利用には1.6万円程度必要なうえ、購入後3年以内に限るという制約がある。

ヒートポンプユニットクリーニング安心パックサービス料金と支払方法についての引用
引用元:https://panasonic.jp/wash/service/heatpump-cleaning.html 2025/1現在の情報

自分としても、購入して3年経つか経たないかの頃に当サービスを利用しようと考えているが、3年経つ前に全く乾かなくなるような状況は避けたいため、その前に自分で対処できるところは対処しようと考えた次第。

熱交換器と乾燥経路を自分で掃除できないか?

いろいろとブログなどを見てみると、色々と工夫されている方も結構おられる。

熱交換器

  1. 熱交換器を取り外して、高圧洗浄
  2. 表面の髪の毛・ホコリを取り除く

乾燥経路

  1. 分解して、中まで洗浄
  2. ブラシを突っ込んで、ゴシゴシほこりを落とす
  3. ホースを突っ込んで、水洗いする

我が家には高圧洗浄機もないし、細部まで分解して再組立てできるようなスキル・自信もないため、とりあえず

  • 熱交換器:表面の髪の毛・ホコリを取り除く
  • 乾燥経路:ホースを突っ込んで、水洗いする

にしてみようと考えた次第。

なお、乾燥経路の掃除については、説明書等ではブラシを用いた掃除が推奨されている。

ブラシを用いた掃除の引用
引用元:【ドラム式洗濯機】乾燥フィルター・乾燥経路のお手入れ

自分もこれに従いブラシを使ってはいるが、どうも取り切れないほこりも出てきたため、水洗いに踏み切った。

水洗いが問題なかろうと判断した理由としては、件の「安心パック」のサイトに乾燥経路を水洗いする様子が掲載されていたということもある。
(結論として、乾燥経路に注いだ水はドラム内部に溜まるだけの模様。)

作業員による乾燥経路を水洗いする様子の引用
引用元:https://panasonic.jp/wash/service/heatpump-cleaning.html

ということで、できるだけ費用をかけずにDIYクリーニングを行ってみた。

DIYクリーニングを実施してみる

DIYメンテナンスは、当然メーカーが推奨しているものではなく自己責任となる。
参考にして何か故障した場合でも責任は取りかねるため、ご了承ください。

熱交換器の掃除

ステップとしては、次のとおり。

  • 乾燥フィルターのネジを2本外し、
乾燥フィルターのネジを2本外す
上部のネジ2本を外す
抑え部分が外れる
すると、乾燥フィルターの抑え部分が外れるようになる

この時、特に注意したいのは、ネジが絶対に乾燥経路に入らないようにすること。
乾燥経路に入ってしまうと、分解しないと取れなくなってしまうため、乾燥経路の穴にタオルを突っ込んでガードしておく、養生テープなどで目張りしておくことが必要。

手前に乾燥経路がある
手前が乾燥経路。結構ポロっとネジが入ってしまいそうな時があるので要注意

抑えが外れると、熱交換器が見えてくる。同時に、抑え枠の下に眠っていた大量のほこりが出てくるので、同時に濡れ雑巾などで掃除するとよい。

髪の毛が侵入している
定期的に掃除しているのでそれほど汚れていないが、それでも髪の毛が多数侵入しているのが見える

髪の毛などをつかむ際は、精密ピンセットを使うことを強くお勧めする。
(特に後述する熱交換器のフィンの髪の毛を取る際に、先が細くないと絶対に取れないこともある。)

下側のグレーの部分の髪の毛は、普通にピンセットで取っていこう

ピンセットで髪の毛を取っている
絡まっている毛が大量に取れると意外と気持ちいい

熱交換器のフィンの髪の毛を取るときは要注意。

必ずフィンの目に沿って、あまり力を入れずに根気よく取っていこう。

結局、髪の毛を土台として小さな綿ホコリ等がどんどん蓄積していってしまうため、その土台となる髪の毛を取り除いていくことがとても重要になってくる。

また、特に端の方に髪の毛が絡まっている場合、取りにくくイライラすることもあるが、あまりやりすぎないようにしよう
やりすぎてフィンを曲げてしまったら余計に乾燥効率が落ちてしまうため、「かえって掃除しないほうが」良かったということにもなりかねない。あきらめる勇気も重要。

フィンの向きにそってピンセットを使う
この向きで取れば、フィンがグチャグチャになってしまうリスクも小さくできる

ひとしきり掃除が終わったら、ネジを戻していこう

ネジを付け直す
手が滑ってネジを落とさないように注意!

乾燥経路の掃除

乾燥経路の掃除も、いろいろな手段を試したこともあった。

↓の高圧洗浄ノズルを使ってもいた。
大量の水でほこりを洗い流せるものの、ホースの出し入れが面倒だったこともあり、簡単な方法をご紹介する。

すなわち、逆さ噴射できる霧吹きでひたすらシュコシュコして洗い流すというものだ。
とにかく、ひたすら水を噴射しまくって洗い流していこう。

もちろん高圧洗浄ノズルでガーっと洗い流した方が良いに決まっているのだが、ホースを出すのがおっくうになって洗わなくなるよりよっぽどマシだろう。

最後の仕上げとして、「サッと槽すすぎ」で中に落ちたほこりを洗い流して終了。
(念のため、排水フィルターにホコリが溜まっていないか見てみた方が良いとは思う。)

サッと槽すすぎの画面

しばらくこの方法での掃除を試してみて、乾燥能力がどれくらい維持できるか経過観察してみたい。

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