これから生まれてくる赤ちゃんの写真や動画といった記録を絶対に守るために、NASを検討している
NASとは
NAS(ナス)は”Network Attatched Strage”の略で、ネットワーク(LAN)に直接接続して使用するハードディスクのことだ。
最大の特徴は、PCに直接つなぐ外付けHDDとは異なり、ルーターを介して複数のPCやスマホから同時にアクセスし、ファイルを共有・保存できること。
「自分や家族専用のクラウド」として、データのバックアップや家庭・オフィス内でのデータ一元管理に適している。
バックアップの重要性
今どきは赤ちゃんの写真・動画を撮るのはほとんどスマホだと思うが、便利な反面、破損や急な機種変更に迫られるケースもある。
自分の友人でも、

長年使っていたiPhoneが急に起動しなくなって、データも吸い出せなくなってしまった…
大学時代の思い出はここにしか残ってなくて、バックアップも取ってない…
という人がいた。
大学時代の思い出でも耐えがたいが、仮に我が子の小さい頃の写真・動画のデータが完全になくなってしまったら耐えられる気がしない。
仮にPCにバックアップできているのであれば、バックアップしたHDDが故障しても最悪↑で紹介したような復元ソフトを試すことができるが、iPhoneのまま壊れてしまっては元も子もない。
ということで、家族で簡単に使えるバックアップ手段を検討し始めた次第。
なぜ家族の写真をNASで管理したい?クラウドじゃダメ?
家族の写真を管理するなら、iCloudやGoogle Driveでいいのではないか?というのも一案。
iPhoneでの撮影がほとんどで、4K動画とかを撮らないのであれば多分100GB~200GBもあれば十分だと思う。
正直、自分のiPhoneやカメラで撮った写真を管理するだけであれば、iCloudに課金したほうがよっぽど楽。

ちなみに、一般的なiPhoneユーザーねぎ氏(妻)は、ここ10年くらいの画像・動画データで100GBいかないくらいだった
であれば、正直iCloud+の200GBを契約するというのも大アリだと思う。(年5,400円なので、どう考えてもNASを自分で作るより割安だし安全。なにより楽。)
| プラン(容量) | 月額料金(税込) | 家族との共有 | おすすめのユーザー |
| 5GB | 無料 | 不可 | とりあえず使いたい方 |
| 50GB | 150円 | 可能 | 写真が少なめのライトユーザー |
| 200GB | 450円 | 可能 | 家族でシェア・写真が多い方 |
| 2TB | 1,500円 | 可能 | 動画撮影が多い・PCのバックアップ |
| 6TB | 4,500円 | 可能 | プロ級の動画・家族全員が大容量利用 |
| 12TB | 9,000円 | 可能 | 圧倒的なデータ量を扱うクリエイター |
一方で、自分は昔から一眼とか動画とかいろいろやっていたこともあり、10年間の画像・動画データで3TBくらいある。
これをクラウドにするとなるとiCloud+だと年5.4万円。趣味でこれはさすがに厳しい。

iCloudとWindowsの親和性がそれほど高いわけじゃないしね
ということで、我が家(というか自分)はさすがにクラウドに重課金できる余裕もなく、せめてNASの導入を図りたいとなった次第。
NASとクラウドストレージとの違い
NASとクラウドストレージの違いは以下のとおり。
| 項目 | NAS(自分専用クラウド) | クラウドストレージ |
| データの場所 | 自宅や会社にある実機 | サービス運営会社のサーバー |
| 初期費用 | 数万円〜(本体・HDD代) | 0円〜 |
| 月額料金 | なし(電気代のみ) | あり(容量に応じた定額制) |
| 容量 | HDDを増やせば数TB〜 | 契約プランに依存 |
| 通信速度 | 高速(同じWi-Fi内なら快適) | インターネット回線に依存 |
| 管理・保守 | 自分で行う(故障時など) | 運営会社におまかせ |
結局、NASは自宅管理なので手間はかかるし大地震・火事といった災害には弱い。
そのため、別途バックアップは必要ではあるものの大容量であればあるほどNASの方がコスパが圧倒的に良いという魅力が強すぎるため、検討を進めている。
NASでiPhoneからのバックアップを簡便にしたい
基本的に自分はほぼ毎日iPhoneやカメラから撮影データを吸い出しており、バックアップのルーティンも組んでいるのでわざわざNASを購入する必要はない。

NASは、画像データとかを処理するためにCPUとかメモリも入っているので、新たにもう一台PCを買うようなものだからそりゃ高いよね
ただ、自分だけなら問題ないが、写真はねぎ氏(妻)も当然撮っている。家族全員がマメに作業しなくても何とかなるような環境を構築したいというのが最大の目的。
NASメーカー3社の特徴とデメリットを比較してみた
QNAP(キューナップ)
◎ 特徴
- とにかく高性能
- CPU・メモリが強く、動画編集やAI処理も得意
- アプリが豊富で、できることが多い
- 拡張性が高く、長く使える
NASを“ただの保存箱”ではなく、“家庭内サーバー”として使いたい人には最強。
△ デメリット
- 機能が多すぎて、初心者にはやや難しい
- UIも“玄人向け”で、設定項目が多い
- 子育てで忙しいと、細かい設定に時間を割くのがしんどい
- 価格もやや高め
→ 例えるなら“高性能な外国製家電”。使いこなせれば最高だけど、慣れるまでが大変。
Synology(シノロジー)
◎ 特徴
- UIがとにかく分かりやすい
- 写真管理アプリ「Synology Photos」が優秀
- Googleフォトに近い使い心地
- 家族共有がしやすい
- 初心者でも扱いやすい
「NASは初めて」という子育て家庭には最も現実的。
△ デメリット
- ハードウェア性能はQNAPより控えめ
- 価格がやや高め
- 拡張性はあるが、ガチ勢には物足りない部分も
→ “日本の家族向け家電”のような安心感。迷ったらコレ、という王道。
UGREEN(ユーグリーン)
◎ 特徴
- 新興メーカーだが、価格が安くコスパが高い
- UIもシンプルで、家庭向けに寄せている
- スマホアプリが軽く、バックアップが簡単
- 初期投資を抑えたい家庭には魅力的
「とりあえずNASを試したい」層には刺さる。
△ デメリット
- 歴史が浅く、長期的なサポートに不安が残る
- アプリの完成度はQNAP・Synologyに比べるとまだ発展途上
- 情報が少なく、トラブル時にネットで調べても解決策が見つかりにくい
- 将来のアップデート方針が読めない
→ “コスパ最強の新興家電”。ただし長期運用の安心感は未知数。
NASを買う前に取り合えず12TBのNAS用HDDは買った

とはいえ、2025年の10月ごろからHDDやSSD、メモリの値段が異様に高騰してしまっている。
NASの選定にもたもたしていると、重要なHDDが手が出ない可能性もあるのでとりあえず東芝のNAS用のHDDを購入した。
自分もあまり詳しくないのだが、安い大容量HDDは”SMR方式”というのが採用されており、NASのように常時書き込みが行われるような環境には耐えられないとのこと。
そのため、2026年1月末時点で5万円という大枚をはたいて、とりあえずNAS用のHDDは購入した。
もしかしたらNASでなくてもいいかもしれない
色々とNASについて調べていたが、自分が使っているASUSのルーターRT-AX59にはUSBポートがついており、外付けHDDを繋げればとりあえずSMB接続ができるということは分かった。
正直超高性能な環境を組むというよりも、とにかく家族のiPhoneの写真・動画を自動的にバックアップすることが目的なので、いろいろ試行錯誤してみようと思う。






























